新年あけましておめでとうございます！
年初恒例の“今年の一文字”の発表です。私が決めている探究の7つの漢字（探究ドラゴンボール）から一つの文字を選び今年の自分のテーマにしています。

一昨年一文字は「感」、昨年が「信」でしたが、今年は「動」とすることにしました。人や自分の気持ちを感じ取って動く、その時に、自分の価値観に照らし合わせた上で、自分が何をすべきか、したいかを明確にしてから行動することが重要と思い、「感」と「動」の間に「信」をいれ、昨年の探究一文字としました。
「信」には「信念」をもつことや「受信」「発信」するという意味もありました。
昨年一年で感じたことは世の中が大きく動いているなということです。特に生成AIの登場は新たな社会革命と言えるレベルですし、教育の世界では不登校、特に小学生の不登校が増えています。大きな変化の流れの中で、止まっていては流されてしまう。自ら主体的、新しい教育や社会などを創っていくために動いていきたいと思います。
もう少し身近なレベルでは、自分の体を動かす、つまり運動をしたり、自分の周りのものやお金を動かす、ということもあると思います。今年に入って少しずつ部屋の整理をしているのですが、そうするとどこに何があるかがわかり、物が使いやすくなる。お金も定期預金に預けているだけでは使い道がありませんが、有意義なことに使ったりしていく。こういった持てるリソースを有効に活用することも「動」だと思います。
情報収集も「動」があります。メディアやSNSなどのネットから流れてくる情報には発信者の意図があり、客観的に見て正しい情報とは限りません。ましてや生成AIの発達により、フェイク情報も誰でも簡単に作れるようになり、信憑性はますます疑わしくなっています。本当に大事な情報は自ら足を使い、現場を見たり、知りたいことと直接関わっている人に話を聞いたりといった、主体的に動く情報収集がますます重要です。
今年もよろしくお願いします！

（炭谷俊樹）