ラーンネットあーるで、4月から始まったテーマ学習【お店】
今回のテーマ学習では、最終的に出店をする予定です✨「お店を開き、価値の交換を経験する」というのはどのようなことなのか。
水道筋商店街をメインフィールドに、商店街マップの作成・お店見学・インタビュー・お買い物
など、本物に触れながら探究を重ねてきました。
お客さんのハッピーとお店のハッピーを大切にした価値の交換を考えたときに面白かったのは、お店のもらえるハッピーがお金ばかりじゃないこと。「お客さんの笑顔」とか、「助けられること」などが子どもたちから出てきました。
また、おすしやさんのお客さんは「誕生日を祝いたい」や「お寿司を握ってみたい」といったニーズがあるなどの視点もありました。
そして、今回出店する場所を貸してくださる【シェアキッチンsowelu】のかなみんさんと、一緒に料理メニューを考えて作り方を教えてくれる【株式会社omochi】のみおさん、じんごさんを子どもたちに紹介。
そして、本物のお金をいただいて販売するんだよ!
と、伝えたら一気に目の色が変わり自分の出したいお店のアイデアがどんどん生まれている様子でした!!
6月〜7月にかけては、omochiのお2人と、soweluのかなみんさんが、何度もあーるに来て、子どもたちと一緒に、出店にむけての具体的な話を進めてくださっています。
6月25日には、明石でオーガニックファームをされているナチュラリズムファームさん(大皿さん)の農園を訪問しました。
農園では、実際に育てている野菜を見せながら子どもたちに説明をしていただきました。
子ども達は「虫が嫌だ〜🐛」「雑草がいっぱいだ〜🌱」「ビニールハウス暑い〜🥵」となりながらも、有機農業ならではの特徴や仕組みを知って、農家さんの大変さを感じることのできた1日となりました。
↑出店に向けての料理教室(1回目)では、omochiのお2人に、包丁の扱いから手の洗い方まで、大切なことを丁寧に教えていただき、料理にチャレンジしました!
子どもたちは一生懸命お話を聞いて、「包丁はおやすみの場所だよ」「手を綺麗に洗ったら他のものは触らないようにしなきゃ」など、お互いに気をつけながらクッキングを頑張りました!
あーるでも、料理チームはメニューづくり、ホールチームは接客の練習など、準備がたくさん。
みんなで考えてきた【お客さんのハッピー】を目指して頑張っていました。
2回目のクッキングでは、前回の終わりにみんなで共有した「もっと美味しく見える盛り付けにできるかな?」「量はどうかな?」「栄養のバランスはどうかな?」などを意識しながら相談して決めたメニューを、soweluで練習しました。
料理チーム、ホールチーム、ものを売るチームで別れて準備を進めます。
「人によって食べられる量が違うから大盛りかどうか聞いた方がいいかな?」
「どんな看板にしたらお客さんにわかりやすいかな?」
「ラッピングやポスターはどうしようかな?」
考えることはいっぱいあります。
前回のクッキング練習の時よりも、本番を意識した盛り付けや接客練習もしました🥗
そして、↑omochi のお2人が作ってくださった紙をみながら本番をイメージして接客にチャレンジしました。
準備の回数を重ねていくたびに、新たな気づきや課題も出てきています。
普段からお客さんと接しているomochiやsoweluの3人からは、自分たちだけでは気づかない視点でのアドバイスをいただき、子どもたちも毎回学びの多い時間を過ごしています。
「お店を開き、価値の交換を経験する」というのはどのようなことなのか。
出店の時に子どもたちがお客さんのハッピーのために動けるように、残りの準備時間をみんなで考えて大切に使いたいなと思います☺️
(なるちゃん)
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