4月に入学した1年生。
4月からナビになった私もみんなと同じ1年生!
はじめは緊張していた表情もだんだんと柔らかくなり、ロッジの生活にも慣れてきました!
今回は、そんなナビ1年目の私が担当した1年生の様子をお届けします!
はじめてのことに興味を持ち、どんなことにも一生懸命取り組んできた1学期。
ラーンネットには、取り組んだことをシェアする探究シェアリングの時間があります。
低学年1学期の探究シェアリングは、テーマ【チャレンジ】についての発表を行いました!
5月末から始まったテーマ チャレンジ。
「“チャレンジ”ってなんだろう?」
子どもたちに問いかけてみると、
「やってないことをやってみること」「できなくても諦めずに何回も何回もやること」
「失敗してもやってみること」と子どもたちからでてきました。
「これまでどんなチャレンジをしてきたかな?」「今回はどんなチャレンジをしよう?」
と話し合い、個人・チームで行うマイチャレンジとクラスみんなで行うチャレンジの2つに取り組みました。
マイチャレンジでは、「木工でやりを作る!」「オリジナル和菓子作るねん!」
「自分のお昼ご飯を作るぞ!」と既にやりたいことがある2年生。
その2年生の背中を見ながら少し考え「世界一飛ぶ紙飛行機を作りたい!」
「前から自分が入れるぐらいの段ボールの家を作りたいと思ってたんだよね!」と張り切る1年生。
さあ、目標が決まったら十人十色のチャレンジのはじまりです!
<紙飛行機>
遠くまで飛ぶ紙飛行機はどうやったらできるんだろう?
いろいろな折り方を調べてひたすら飛ばす!!
<泥だんご>
途中、割れてしまうことも…
3種の土を使い分けながらツルツルピカピカの泥だんごが出来上がりました!
<段ボールハウス>
段ボールを切って、貼って、色を塗って…
マイハウスを作ります!
<指あみ>
自分の身長よりも長い指あみが作れました!
日々、たくさんの”!”と”?”を浮かべながら試行錯誤する子どもたちの目はキラキラしていました!
そんなマイチャレンジと同時進行で行われていたみんなでチャレンジ。
クラス名の『しぜんととりとともだち』を元に六甲山を舞台にした劇を作ることに…!
「六甲山にはどんな生き物がいるんやろ?」「ウグイスとか?」
「リス見たことある!」「イノシシとかいるんかな?」
いろんな話をしながらカラス、リス、ヘビと登場人物を決めました!
「このセリフは、もっとゆっくり行った方がいいね」
「ヘビの入場曲はもっと怖い感じがいい!」
ストーリーや演出も子どもたち同士で相談し、共感し、納得がいくまで一緒に作り上げました。
そこからは、小道具を作ってひたすら練習するのみ!
チーム練習や全体練習、互いの演技を見合ってアドバイスをしたり、歌の練習をしました。
時間がない中ではありましたが、子どもたちや休み時間やとことんの時間を使って
一生懸命考えて練習をし、いよいよ当日!
たくさんの親御さんが見にきてくださり、暖かい拍手に包まれながら無事に発表をすることができました。
終わった後の子どもたちに感想を聞くと、
「緊張したけど楽しかったわ〜!」「こんなにたくさん来ると思わんかった!」
「あっという間だった!」と達成感に溢れた子どもたちの笑顔が見れました。
個人チャレンジの発表も、それぞれがこだわったことや大変だったこと、
どんなものが出来上がったのか見せたり、説明しました。
「これはどうやって作ったの?」「作り方を教えて」と言われると
少し恥ずかしそうにしながら丁寧に教えている姿もとても素敵でした。
自分が好きなことにチャレンジする。
やったことないこともやってみる。
友達と一緒に一つのものを作り上げる。
いろいろぶつかり合いながらも、その度に話し合って、考えて、
試行錯誤しながら進んでいく子どもたちの姿に今を楽しく、全力で生きるたくましさを感じました。
これからもラーンネットで自分らしくのびのびと学びを深めて欲しいなと思います。
(さくちゃん)
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