探究的な学びで子どもの成長をサポートする神戸のオルタナティブスクール、ラーンネット・グローバルスクール。
今回は、フルスクールの音楽クラスについて紹介します。
音楽担当の外部講師、じーなに記事を書いてもらいました。じーなは声楽の専門家です。
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10月21日に開催したのびのびフェスティバルでは、フルスクール生全員で『アイガットリズム』を合唱し、
『アフリカンシンフォニー』を合奏しました。
例年は1学期や2学期に取り組んでいた内容を各クラスの参観のような形で見ていただくことが多かったのですが、 今年はのびフェスのために全員で練習を積み重ねてみてはどうだろうと、全体合奏に挑戦してみたのが 『アフリカンシンフォニー』でした。
楽器を決めるとき、高学年になると本当に頼もしいです。
「何するんー?」の子どもたちの声に答えると「〇〇する、〇〇やりたい人ー」と自分たちで動き、あっという間に決まっていきます。 中学年は、元気玉そのもの。リコーダーに興味がある人もない人もいますが、ない人は興味がある人に勢いにグイグイとのまれていきます。低学年はというと、「やだーやらないー」と身体全体で拒否をする子が必ず出てきます。
けれどこれも通る道。拒否が大きければ大きいほど、しっかり成長していくようです。 低学年では、あれだけ鍵盤ハーモニカをすると“ぐでたま”のようになっていた子も、 中学年になるころには「これはできるけど、ここがわからへん」と言ってくれるようになっていたり、 高学年になると楽器に立候補していたりします。
のびフェス当日には、たくさんの方の視線をもらえた低学年の子どもたちが、はずかしそうだったり、 反対に「僕、私を見て」といわんばかりにいきいきとに一生懸命演奏する姿だったり、 楽器に立候補してくれた高学年の子が保護者の方と立ち位置を確認する姿などを見ることができとても嬉しく感じました。
そして、のびフェスを終えてからの初授業、さすがに鍵盤ハーモニカはお休みしようかなと違うものを用意していくと…
子どもたち「次何やるんー?!」
私「〇〇」
子どもたち「えー鍵盤ハーモニカやりたかったのにーー」
何か1つまた自信の種になっていたら嬉しいです。
(フルスクール音楽担当ナビ じーな)
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