神戸のオルタナティブスクール「ラーンネット・グローバルスクール」では、20年以上に渡って出る杭を伸ばす探究型の学びを実践してきました。スクールのスタッフは子どもたちの探究的な学びをナビゲートする役割なので、「先生」ではなく「ナビゲータ」と呼ばれています。私は、4月からラーンネット・バンビーナのナビゲータとなり、「岡本わくわくハウス」で子どもたちと過ごしています。自信を持って子どもの「探究」をサポートできる人を目指し、「探究ナビ講座」基礎編を受講することにしました!
本講座は六甲山「のびのびロッジ」で行われ、ここで参加者同士は初めて出会い体験型のワークショップが始まります。まずは自己紹介そして「知る感じるワーク」を十分に体感し、その後は不思議と相手への興味や親しみを持って対話を楽しみ、また自分自身を客観的に見れました。2日間にわたり「ケースディスカッション」や「ロールプレイ」を通じて探究心や学習意欲を高めていくための接し方やアプローチの方法を試行錯誤しながら考えます。「ケースディスカッション」で思い込みから適切なアプローチを導き出せなかった時、チーム以外の人や代表の炭谷も一緒に議論を繰り返し考えてアプローチが見えてきました。これぞ探究です!
今回探究ナビ講座で「自分を照らし、相手も照らし、お互いに成長する」ラーンネットの理念Oplysning(オプリュスニング) を経験しました。立場や環境の違う参加者同士が、子どもへの思いや接し方に悩みながら、自分の言葉で語り、耳を傾け対話していくうちに、仲間を認めそれぞれに成長した、たくさんの拍手と笑顔がいっぱいのほのぼのとしたOplysningな2日間。受講した方の感想↓私も同感です!「とにかく楽しかったです‼」
(ハナユキ)
《受講した方の感想》
・最初は何をするんだろうと少し緊張していましたが、終わってみれば、楽しかった!もっともっとやりたかったというのが正直な気持ちです。(小学生保護者)
・他の参加者の主観にも触れることができるので、視界が広がっていくなあとワクワクしました。あらためて他者との対話の楽しさを実感できました。(幼児保護者)
・一緒に参加されている方々の思いや考えを見て聞く中で、少しでも子ども達の力になりたいという願いを感じました。一つの事例に対しても、人の数だけ考え方に違いがあり、その一つ一つを知ることが大切なのだと思いました。(公立学校の先生)
・「きくこと」の大切さを体感しました。きいてもらえると単純に嬉しくてどんどん話をしたくなりますし、知ってもらえるともっと皆さんに自分のことを知ってほしいと強く思ったのが印象的でした。大人と教育についてこんなに深く意見し合えた経験とここでの学びは宝になりました。(幼児保護者)
・参加者の教育に対する関心の高さや、相手の考えや意見に対する発想の鋭さや敬う気持ちに驚かされました。(公立学校の先生)
(ハナユキ)
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